春夏ジャケットの準主役-三者混素材-

Topics 2023/04/13

いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。

丸の内店の米田です。

日中は、半袖姿の方もちらほら見かけるようになりました。

今年の4月は例年に比べても少し平均気温が高いようです。

それにともなってか、丸の内店では多くの単品ジャケットのオーダーをいただいております。

単品ジャケットのベーシックはウール100%の紺無地。

特にざっくりとした織り感のホップサック生地が春夏の定番です。

定番の紺ジャケを既にお持ちの方は、三者混などはいかがでしょうか。

三者混とは、3種類の原料を使って織られた生地のことです。

もともとは、ウール・シルク・リネンの3種の混紡生地を指していましたが、今は化学繊維を用いたものも三者混に定義されます。

三者混生地は日本の春夏に最適です。

【PAULO OLIVEIRA パウロオリベイラ】

Machine Made Order Jacket  ¥61,600TAX IN~
Semi-Hand Made Order Jacket ¥ 80,300TAX IN~

ざっくりとした織り感がスポーティな印象で、カジュアルにジャケットスタイルを楽しめます。

ネップと呼ばれる繊維の節が生地表面に現れる為、ウール単体では表現できない風合いが魅力です。

繊維の太さが違う原料をブレンドすることで、織りに隙間ができて通気性も良くなります。

画像の生地はポルトガルより【PAULO OLIVEIRA パウロオリベイラ】の、ウール・リネン・ポリエステル三者混。

リネン特有のネップに味があり、いかにも涼しげですね。

ポリエステルを混紡しているためシワへの耐性もあります。

複数の糸色で織ったミックスカラーは、意外にコーディネートしやすくインナーやボトムを選びません。

ビジネスシーンでもカジュアルな装いが広がる昨今、特におすすめのジャケット生地です。

紺ジャケのような定番を揃えてしまうと、意外と2着目に迷う春夏のジャケパンスタイル。

ぜひ日本の気候にマッチした、軽やかで涼しげな三者混ジャケットをお試しください。