William Halstead Crown Flannel × Firenze Cut Comfort

Topics 2024/11/19

早く寒くなれば良いとは思っていましたが、流石にこうも急に寒くなると身体の準備が追いつきませんね。

大好きなフランネルスーツを着られるようになり嬉しい限りなのですが、もう少し慣らし運転をしたかったなんて思ってしまいます。

急な冷え込みで一気に冬の気分になった方も多いのでは。

今回は冬のスーツスタイルの代表格フランネルスーツをプロメッサのエクスクルーシブで紹介します。

私も大好きなオーダーです。

【 William Halstead Crown Flannel × Firenze Cut Comfort 】

スポーティなのにエレガント。

フランネルスーツならではの雰囲気です。

あくまで “ カジュアル ” ではなくて “ スポーティ ” 。ここがポイントです。

圧力や溶液を用いて繊維同士の絡みを強くする “ ミルド加工 ”。

加工を施し生地に嵩高性を持たせたうえで、表面の毛羽を立たせた昔ながらの服地 “ フランネル ”。

毎年冬の定番として人気の服地ですが、ここ数年はフランネルとしては比較的ライトウェイトな目付け200g後半〜300g半ばを各ブランドリリースしています。

質実剛健を地でいく英国のミル【 ウィリアム•ハルステッド 】のフランネルは一味違います。

【 クラウンフランネル 】と名付けられた同社のフランネルはその目付けは他を圧倒する450g/m。

生地の嵩高感と腰の強さは頭抜けてます。

紡毛(ぼうもう)と呼ばれる短い羊毛で紡績した太めの単糸が紡毛糸(ぼうもうし)です。

紡毛糸は生地にボリュームがでるだけでなくフランネル特有の毛足の長い表面感がより強く表現できます。

※一般的なスーツ服地に使われる長い羊毛で紡績した梳毛糸(そもうし)を加工したフランネルも存在します。

しかし紡毛糸は「膝抜け」しやすかったり、細かいシワが入りやすいと言った特徴もあります。

個人的にはその辺も味があって、フランネルスーツは少しやれてきた位が格好良いと思うのですが、やはりせっかくのスーツスタイルは常に折り目正しくいたいですよね。

クラウンフランネルはその圧倒的な打ち込みの良さから、膝抜けや細かいシワも他のフランネルと比較して耐性があります。

タフで防寒性◎、常にビシッといられるフランネルスーツって良いですね。

ヘビーウェイトのフランネルは曲線的なシルエットラインがグラマラスな【 フィレンツェカットコンフォート 】で仕立てました。

フィレンツェカットコンフォート特有の脇下に現れる丸いバストボリュームが、ふくよかな生地感のフランネルでより柔らかく豊かに表現されます。

広く取った肩幅から胸の膨らみ、そしてウエストのくびれにつながる曲線的なシルエットラインも、クラウンフランネルなら美しくラインを描きます。

胸ダーツの無いフィレンツェカットコンフォートならば、チョークストライプもまっすぐ通ります。

外に広がる弧を描くカッタウェイフロントはヘビーウェイトな服地も実に軽快に。

この手のヘビーウェイトは【 マニカ•ア•ピオッジァ(雨振り袖)】が今の気分。

フランネルのスポーティさを強調します。

これならヘビーウェイトな服地も軽やかな着心地です。

ベストはこだわりの6ボタンのダブルブレスト。

シルエットはイタリア的な流麗な丸みで今っぽく、ディテールは英国的にクラシカルにこだわると、トレンド感のあるこなれたミックススタイルを楽しめます。

今回は白のオックスフォードボタンダウンシャツにカーキグレーのマット調ネクタイを合わせました。

起毛したフランネルにはなるべく艶を抑えたネクタイが望ましく、フランネルのスポーティさを強調したコーディネートです。

ボタンダウンシャツは剣先のボタンを外してこなれ感を。

アフターファイブの食事などもおしゃれに楽しめるスポーティエレガンスを意識しました。

いかがでしょうか。

冬の大人のおしゃれを存分に楽しめるオーダーです。

ビジネスはもちろん、これから増える宴席でも一格違うおしゃれな紳士を演出できます。

一度試すと病みつきになる魅力あるスーツスタイルです。

サルトリアプロメッサ銀座店 米田

【 William Halstead Crown Flannel × Firenze Cut Comfort 】

3ピーススーツ(ダブルブレストベスト)
Machine Made Order (SUIT)
¥176,000 TAX IN~
※バルカポケットオプション2,200円を含みます
Semi-Hand-Made-Order (SUIT)
¥211,200 TAX IN~