梅雨の晴れ間は、真夏並みの気温の高さでしたが、個人的には湿度がない分、いくらか爽やかに感じました。
梅雨には独特の風情があることは分かっているのですが、どうしても早い梅雨明けを期待してしまいます。
さて、今回はしっかりとしたスーツ服地を紹介します。
(英)Taylor & Lodge(テーラーアンドロッジ)の織り出す服地は “高品質” の一言に尽きます。
同社の服地の特徴は、とにかく生地を織る『糸』の品質が良いところです。
弾力に富んだ糸を用いて織り上げた服地は、そのどれもが、ふっくらとした嵩高感を備えており、非常にリッチな雰囲気です。
生地が薄肉になりやすい春夏物でさえ、豊かでふくよかな生地感を備えます。
その中でも、スーパー120’Sの繊細な羊毛に、贅沢にもカシミヤを混紡させた【Super120’S Wool & Cashmere】は、間違いなくご着用される方の品格を底上げしてくれます。
カシミヤ混と聞くと、秋冬のイメージが強いと思いますが、こちらの服地は軽量でサラッとした肌触りでしっかり夏を通して着用可能です。
軽量感や通気性などが、求められる春夏物は、ともするとスポーティに見えがちな服地が多くありますが、同社のカシミヤ混の春夏服地はしっかりドレッシーな印象を与えます。
カシミヤ混の特長は、膨らみ感と柔らかな艶感です。
ウールだけでは表現できない、ふんわりと空気を含んだような柔らかい肉感は、軽量な目付けながらしっかり仕立て映えするスーツをお作りいただけます。
パリッと張りがあるというよりも、丸みを帯びたふっくらとした立体感で身体を綺麗に包み込むスーツをお仕立ていただけます。
良質な羊毛と、カシミヤが織りなす柔らかさは着心地にも直結します。
着心地もそのまま柔らかく、所作の一つ一つが優雅に写り、着ているだけで品のある佇まいです。
実は、私も同社の同じシリーズの服地をつかったスーツを着ていたことがありますが、目付け自体が軽いこともあり、着ていることを忘れてしまうような軽快な着心地でした。
“控えめの美学” と言えば良いのでしょうか。
カシミヤが混紡されることで、艶感も柔らかくなり、華美になりすぎない品の良い印象です。
柄は、ビジネス然としたオルタネイトストライプ(2種類の縦縞を交互に配したストライプ柄)を三色揃えています。
個人的にはグレーのオルタネイトストライプが、生地の持つ柔らかさと大人の品を、強調できておすすめです。
軽量ながら目もしっかり詰まっており、秋口まで活躍してくれます。
ビジネススタイルのカジュアル化が顕著な夏場こそ、品を感じるしっかりしたスーツを装うのも楽しいですよ。
暑い最中ではありますが、プレゼンなどの勝負の場ではしっかりとしたスーツ姿がお仕事にも説得力でます。
夏場はスラックススタイルが多い方も、1着ばっちりスーツを新調して、秋口までタイドアップを楽しむのも、気分にメリハリがついて、より楽しくお仕事いただけます。
高品質の一言に尽きる、テーラーアンドロッジのカシミヤ混。
数量限定になりますので、気になる方は是非お早めにご相談ください。
丸の内店 米田
Sartoria Promessa
【Taylor & Lodge Super120’S Wool & Cashmere 】
Machine Made Order Suit ¥123,200〜(tax in)
Semi−Hand Made Order Suit ¥147,400〜(tax in)