MEN’S EX掲載素材 4

Topics 2011/06/19

皆様、今晩は!
細谷です。
2日間、空いてしまいましたがMEN’S EX掲載の4つ目の素材をご紹介します。
本日ご紹介する素材は『FINTES(フィンテス)』です。
フィンテス社は1963年にイタリア北部の服地の聖地ビエラで創業しました。
フィンテス社はドラゴグループという大きな4つの事業を持つ企業の服地部門企業にあたります。
元々、ドラゴ社とフィンテス社は別会社で糸の取引を行う取引先でした。
1973年にドラゴ社の組織形態に合わせグループ企業となりました。
このドラゴ社、イタリア企業としては非常に珍しく生地織りの織機を24時間体制で稼働させています。
これによって年間で生産させる生地はなんと130万メートルにものぼります。
ちなみにカノニコ社は年間500万メートルの生地を織ると言われていますがカノニコ社とフィンテス社では企業規模が異なります。
130万メートルの生地をスーツに換算すると約37万着分になります。
ドラゴ社の生地出荷国は世界60カ国に渡っていているを考えれば130万メートルも納得の数字ですね!!!
世界60カ国に愛させるフィンテスの服地ですがそのバリエーションはとても幅広くウール素材でもSuper100′sクラスの素材からSuper210′sの超絶素材まで織りあげます。
その他、撥水機能をつけた生地や、リネン混紡・シルク混紡などにも定評があり、その生地は非常にイタリアらしいしなやかな肌触りの優しい素材達です。
今夏、サルトリアプロメッサではフィンテス社の豊富なバリエーションの中からウール40%リネン60%のジャケット素材をセレクトしました。
圧縮済/11SS SPMオリジナル(フィンテス).jpg
この素材に使用しているウール糸は80番手の双糸でリネン糸は25番手の単糸です。
80番手のウール双糸と60番の麻単糸を撚り込んだこの素材は麻が混紡になっているとは思えないほどのしなやかな肌触りで
これからの盛夏に向けて【大人のジャケットスタイル】を演出するには最適の素材です!
スタイルはなんと言っても『コアナポリ』で『半裏仕様』がお薦めです!
サックスブルーと白のチェックは見た目にも爽やかで半裏仕様にする事でジャケットが風にたなびくほど軽快な印象になりますよ!
雑誌掲載サンプルを店頭にディスプレイしてありますので一度、覗いてみてくださいネ!
Sartoria Promessa
独自生地 Fintes サックスブルー&ホワイト チェックジャケット
・Machine Made Order Jacket ¥76,650
・Semihand Made Order Jacket ¥91,350
※オプションは別途有料となりますのでご了承くださいませ