MARLING&EVANS コーディネート

Topics 2022/10/15

10月も中盤。
各ショップで秋物が出揃い、ウインドウショッピングが楽しい時期ですね。
特にニットやネクタイなどは、各ショップ豊富なカラーパレットで用意されており、見ているだけでワクワクします。
ニットなどはまだ着用には少し早いですが、秋冬の気分が上がる代表的なアイテムですね。
私も先日トレンドカラーのパープルでラムウールのニットを新調いたしました。
着用まではしばらく先ですが、鮮やかな色味のニットを眺めながらコーディネートを考える毎日です。

今回は、以前より紹介している『 MARLING&EVANS(マーリング&エヴァンス) 』で季節感を感じるインナーコーディネートを紹介します。

杢糸(もくいと)を撚り合わせて織った生地は色あいに深みがあり、またツイードの様なカントリーライクな雰囲気が漂います。
そんな趣ある表情の生地が艶っぽく都会的な印象に昇華しているのは、世界的にも有名なウール仕上げ業者 “WTジョンソン”の加工技術の高さによるものであり、マーリング&エヴァンスが送り出す生地の魅力になります。

今回紹介する2パターンのコーディネートは上述のマーリング&エヴァンスの魅力を最大限に引き出した、都会的に洗練されたイメージの季節感を感じるコーディネートです。

グレーベースの千鳥格子には同じくグレーのドレスシャツを合わせると、お顔移りがはっきりして、きりっとした印象になります。
さらにタブカラーを採用することで襟元にニュアンスをつけて、スポーティに見えがちな杢調のスーツ地でもドレス感漂う雰囲気に昇華してくれます。
タイはアースカラーのグリーン系、とくにカーキを合わせることで秋冬の季節感漂う洒落たコーディネートになります。
柄は古典的な小紋柄で大人っぽくまとめることで、カントリーライクなマーリング&エヴァンスをドレッシーに着用できます。
ぜひオンビジネスで装っていただきたいコーディネートです。

2パターン目は打って変わってスポーティに振ったコーディネートです。
嵩高感と野趣を感じるマーリング&エヴァンスは思い切ってカジュアルライクに振り切ることも可能です。
そこで、合わせたいのがインディゴシャツにウールタイ。
どちらも趣ある素材感でスポーティで軽快感が伴うアイテムです。
ブルーベースの千鳥格子に同じくブルーベースのインナーを合わせることで、ワントーンでコーディネートしています。
ブルー系の色味には清潔感や清涼感を演出する効果があります。
それなりの目付のマーリング&エヴァンスも爽やかにお召しいただけます。
アフター5にカジュアルなレストランでも着用できる非常に洒落たコーディネートです。

ビジネス使いはもちろん、インディゴシャツ等のカジュアルなアイテムをあわせても、しっかりドレス感を損なわないのはやはりマーリング&エヴァンスならではの魅力です。
今時期からお仕立ていただけますと仕上がりのころにはちょうど着用いただける頃合いかと。
気になる方はぜひ、シャツとネクタイ合わせてご検討くださいませ。

丸の内店 米田