“ クラシック ”、“ ヴィンテージ ”。
近年のメンズドレスの傾向として上記のキーワードと共に、
太番手の糸を用いた、ハリコシのある英国生地で作られた洋服が注目を浴びています。
「クラシック、ヴィンテージ=古典的」と捉えると、目付の詰まった英国生地を用いた重厚かつ立体的で品のあるスーツが、それらのキーワードをイメージしやすいと思います。
しかしながら、上記二つのキーワードを「常に美しく価値のある物」と捉えると、英国生地だけがその範疇に収まるものではなく、「素晴らしく品質の良い生地」こそクラシックと形容する事が出来ると考えます。
今回ご案内する生地は、英国生地に代表される様な目付が詰まったハリコシのある生地とはまた違ったアプローチながらも、群を抜いた品質の高さからクラシックな洋服になりえるサルトリアプロメッサの Exclusive になります。
【LORO PIANA =AUSTRALIS=】
“伊LOROPIANA”といえば “伊Ermenegildo Zegna” とならび、ミルにおいてイタリアの二大巨頭と評され、細番手の羊毛や、カシミア、ビキューナなどの高級素材を惜しみなく用いたラグジュアリーで色気のある服地を世界中に供給しています。
今回紹介する【AUSTRALIS】は同社のスーツ地の中でもハイクラスに位置づけされているシリーズです。
Super150’Sという細番手の原毛を用いて織られた生地は、握ると肌に吸い付くような滑りのあるタッチで、その品質の高さが伺えます。
また、英国生地の様なハリコシのある弾力性とはちがった、ふんわりとした柔らかな弾力があり、立体的でエレガントなバストドレープを約束してくれます。
Super150’S と聞くとシルクの様なドレッシーな艶感をイメージされるかもしれませんが、 【AUSTRALIS】 においては良質な原料由来の艶感を活かした、沈み込んだような控え目な光沢が過度な主張を押さえてくれつつ、オンビジネスにおいてエレガントな大人を表現してくれます。
ネイビー×ブルーチョークストライプとグレー×ミニチェックの2Color
250g/m
今秋サルトリアプロメッサが自信を持ってご案内する【AUSTRALIS】。
間違いなく高品質な生地と言えます。
さらには冒頭にあった英国生地もきちんと品質の良いものをそろえております。
これら“良い生地”をしっかりそろえたうえで、お客様との対話を大切にしながら、お客様にとって最適なご案内をさせていただく事で、常に価値のあるクラシックな洋服をお届けできるよう日々励んでおります。
秋冬のスーツをお考えの方は是非お早目にご来店ください。
皆さまのご来店をお待ちしております。
米田
Sartoria Promessa
【 LORO PIANA =AUSTRALIS= 】 Exclusive
・Machine Made Order Suit ¥99,000 + TAX~
・Semi-hand Made Order Suit ¥121,000 + TAX~