Jacket & Slacks Color Combination

Topics 2025/06/18

いつもサルトリアプロメッサ銀座店のブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
今週末まで猛暑は続きそうですね。
まだ6月半ばでこの暑さなので、7・8月はかなり厳しくなりそうです…
皆様体調管理には十分お気を付けくださいませ。

日中の気温がこうも高いとスーツは着ていられないという方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は Jacket & Slacks Color Combination と題しまして、
暑さが厳しくても、どうしてもジャケットを羽織らなければならないビジネスマンに向けて、オススメの生地と色の組み合わせをご紹介いたします。

まずは、ジャケット・スラックスの組み合わせでは王道のネイビーとグレーです。
1着は持っていたい組み合わせだと思います。
どのようなシーンでも対応できるのは強い存在だと思います。
少しアクセントを加えるなら、画像の様に、ジャケットの生地に織りの甘いメッシュ調のものを選ぶと季節感の演出もできるのでオススメです。
グレーのスラックスは懐の深いものになるので、濃淡をつけて、チャコール・ミディアム・ライトと3色あるとビジネスシーンではまず困らないと思います。
(画像のグレーはライト寄りのミディアムグレーになります)

2つ目は、色鮮やかなブルーと爽やかなホワイトの組み合わせです。
色合わせは鉄板ですが、ビジネスシーンではやり過ぎ感も否めないので、
インナーにTシャツやポロシャツを合わせてカジュアルダウンして着ると、
ビジネスでもお召しいただけると思います。
こちらも先程同様、ジャケットに織り柄を加えることで、ジャケットに表情が出るので、爽やかさが増すと思います。
スラックスはウールではなく、コットンをチョイス。
ツルっとした生地の表面がいつもと違った雰囲気を演出してくれます。

3つ目は、先ほどご紹介した織り柄のジャケット生地のグリーンとブラウンの組み合わせです。
アースカラーと呼ばれる地球上に自然に存在する色をベースにしているので、
親しみやすさ溢れる組み合わせになります。
スラックスのブラウンはマイクロの千鳥格子にすることで、
野暮ったくなり過ぎず、ナチュラルな組み合わせを意識しました。
スラックスの生地は糸と糸を強く撚り合わせることで、ハリ・コシを強調する強撚生地で、高いシワ回復力を生みます。
まさに、湿気の多い夏にピッタリの生地です。

4つ目・5つ目はジャケット生地はそのままに、スラックスの生地だけ替えたスイッチコーディネイトです。
アイボリーのサマーツィードジャケット生地をメインに、ライトブラウンとグリーンのスラックスをそれぞれ組み合わせたイメージになります。
アイボリーがグレーがかっているので、ホワイトよりは抑えめで、グレーよりは大人らしく上品に演出してくれます。
スラックスには、中間色のブラウンとグリーンなので、馴染みも良く、
ワンランク上の大人の雰囲気が表現できると思います。
先に述べた、グレーの濃淡で3色揃っている方は、この様な中間色のスラックスをオーダーするのもこの夏のオススメです。

6つ目は、基本に戻りますが、ブルーとブラウンの組み合わせです。
最もイタリアらしい組み合わせになります。
アズーロ・エ・マローネ イタリア語で青と茶を意味する組み合わせは、
イタリアの伊達男らしい雰囲気を出すことができます。
ネイビー×グレーに飽きたら、この組み合わせを思い出していただきたいです。

最後は、カジュアルライクな合わせ方で、スモーキーレッドとブラウンです。
少し掠れ気味のスモーキーレッドが、いい意味で力の抜けた表情を出してくれます。
やや大柄なウインドウペンでジャケットを主役にコーディネイトしていただけます。ウールをメインにリネンとポリエステルを混ぜた三者混と呼ばれる生地なので、独特の風合いをお楽しみいただけます。
ブラウンのスラックスで、暖色系のワントーンコーディネイトをイメージしていただくと伝わりやすいかと思います。
このジャケット・スラックスにデッキシューズなどを合わせていただくと、リゾートライクなコーディネイトに仕上がると思います。

いかがでしたか?
どれかひとつでも参考になれば幸いです。
お手持ちのワードローブに足りないものがあれば、是非サルトリアプロメッサ銀座店へ足をお運びください。
生地を見るだけでも構いませんので、皆様のご来店心よりお待ち申し上げます。