5月も残すところ明日のみ。
夏を感じる日もちらほらと。
湿度が高くない分、暑い日も気持ちよく過ごせるのが5月の良いところです。
まだ気持ちよく過ごせる今のうちから本格的な夏の準備をしておくのが吉です。
今夏プロメッサが渾身の別注をしたのが、夏の宝石 【 モヘア 】。
モヘアとは山羊の毛のことで、夏スーツの最適解とも言える素材です。
プロメッサでは今夏イタリアはビエラ地区より【 TALLIA DI DELFINO (タリア ディ デルフィノ)】よりウールとモヘアの混紡服地を別注しました。

スーツの定番素材であるウール(羊毛)との違いに、
▷シャリ感
▷ハリ感
▷きらきらとした光沢
が挙げられます。
【 シャリ感 】って何?と思われる方のために、モヘアを使用した服地は、手触りがドライで布をこすり合わせると “ シャリシャリ ” と子気味良い感触なのです。
このドライなタッチゆえに、肌離れがよく、高温多湿のアジア圏の夏でも気持ちよく清涼に過ごすことができます。

繊維自体にハリがある為、仕上がるスーツもびしっと仕立て映えするのも良いところです。
夏用の軽量なスーツというと、どうしてもペラっとしたスーツになってしまいがちですが、モヘアであれば軽快な雰囲気ながらキチンとした大人感が漂います。

また夏向けスーツ服地は、通気性を確保する為に生地の表面にスキマの多い織り方(平織)で織布します。
生地表面にスキマが多いと、光の反射を乏しくするため、生地に光沢を感じにくくなります。
モヘアは繊維自体に独特の光沢があり、ウールの濡れたような艶とは違った、きらきらと宝石のように輝く光沢があります。
繊維自体が光沢を放つので、通気性の良い夏向けの平織でも高級感を感じる艶のあるスーツ服地が仕上がるのです。

モヘアの欠点に、【 着心地がかたくなりやすい 】といった点が挙げられます。
長所を裏返すと短所になることもしばしばですが、モヘアのパリッとした張りは伸縮性に乏しく、ウールと比べて多少着心地がかたくなります。
その為、モヘアを使用したスーツの場合、普段のウールスーツより肩幅や胴回りを少し大きく作る事もしばしばです。
しかし!
今回別注したイタリアの名門タリアディデルフィノのモヘアは一味違います。
さすがはイタリアの名門!ウール72%、モヘア28%の服地を見事にしなやかな風合いに仕上げています。
モヘアのシャリ感とハリ感、そしてきらきらと光る光沢はそのままに、イタリアらしい軽い着心地を味わえます。

今回はベーシックなネイビー千鳥と、より夏らしい爽やかなブルーストライプを用意しました。


ベーシックなネイビーならば無地感覚で、夏場のイベントシーンでもご着用いただけます。
とくに艶をおさえたマットなスーツが増える夏場では、清涼ながら美しい光沢を備えたモヘアスーツはイベントシーンを華やかに彩ります。


鮮やかなブルーはより清涼感を漂わせます。
サックス(水色)のチョークストライプはスーツらしいキチンと感がありながらも軽快で、夏を存分に楽しめるスーツを仕立てることができます。
色柄だけでなくモヘアの清涼感が周りの方へ爽やかな印象を与えます。
夏のビジネススーツはいかに周りに清涼感を感じてもらえるかがお洒落の肝です。

プロメッサ渾身の別注服地は爽やかな好感度を約束してくれます。
Exclusive
【 TALLIA DI DELFINO Wool & Mohair 】
Machine Made Order (SUIT)
¥140,800 TAX IN〜
Semi-Hand-Made Order(SUIT)
¥170,500 TAX IN 〜