いつも、サルトリア プロメッサのブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
ようやく気温も下がり、秋物に袖を通すのに躊躇しなくなりました。
本格的な冬に向けてサルトリアプロメッサのコートシリーズから二つのデザインをご紹介させていただきます。
まずは、【バルカラーコート】日本では(ステンカラーコート)とも呼ばれています。
バルカラーコートの特徴として、汎用性の高さが魅力的で、スタイリッシュさを演出できるアイテムとして人気があります。
コートの中でも知名度が高く襟元のシルエットがオシャレにまとまります。
また、着こなしの幅が広いコートとして活躍してくれます。
シルエットは、Aラインで衿から裾にかけて広がります。
サルトリア プロメッサでは、肩をラグランスリーブではなくスプリットラグランを採用しています。
スプリットラグランとは、肩線から前身頃がセットインスリーブ(普通袖)で、後ろ見頃がラグランスリーブとなっている袖の形状を言います。
前身頃をセットインスリーブにすることにより前から見たときにシャープさが生まれ、体に沿った綺麗なフォルムに仕上がります。
後ろは、ラグランスリーブになり、肩や腕が動かしやすくなります。
肩の付け根に切り替え線がなく肩幅を目立たなくする視覚効果もあります。
プロメッサのバルカラーコートは襟を立てて着ても自然です。
こなれ感が漂うコートの着こなしをお楽しみください。
生地は(伊)コロンボのカシミヤシルク混です。
柔らかで豊かな風合いとこぼれる艶感が、シンプルなバルカラーコートを洒落感たっぷりに魅せます。
【 COLOMBO CASHMERE & SILK バルカラーコート】
Machine Made Order COAT
¥140,800 TAX IN ~
ポロコートの紹介になります。
ポロコートの始まりは、イギリスの競技でもあるポロの試合中、選手たちが休憩や待ち時間などに着ていたことからそのように呼ばれているそうです。
ポロコートの一番の特徴は、衿型がアルスターカラーと呼ばれる大きな襟です。
ピークドラぺルよりもラベルの角度が鈍く、カラーとラベル(上襟と下襟)の幅が同じか、あるいはカラーの方が若干広いデザインがその特徴です。
このアルスターカラーがポロコートの一番の魅力でもあり特長です。
次はターンナップ・カフスです。
シャツなどでよく見かける事があるダブルカフスと同様に、袖先を折り返したカフスの総称。
アウターでは珍しいディテールでポロコートの特徴のひとつです。
フレームド・パッチポケット
郵便受けに似ている事からその名が付いたメールポケットやポストポケットとも呼ばれている腰ポケットです。
ですが、ポロコートの正式の腰ポケットは諸説あり、画像のようなフレームド・パッチのポケットもありますが、パッチ&フラップポケットもあります。
バックベルトとサイドプリーツ
バックベルト(背バンド)もポロコートの特徴です。
ウエスト部分の絞りを強調したものです。
サイドプリーツは、背中の両脇に配したアクションプリーツ。
プリーツが開くことにより腕の可動域が広がると共に圧迫感のない背廻りになります。
スポーティな雰囲気なのにどことなくリッチ感漂うキャメル色のポロコート。
ジベリン仕上げというカシミヤのような風合いに仕上げたウール生地。
毛足の長い生地感と豊かな艶感が色気たっぷりです。
バストにたっぷりボリュームの出るポロコートと相性ばっちり。
【 COLOMBO Wool Zibeline】
Machine Made Order COAT
¥179,300 TAX IN ~
今回、紹介した【バルカラーコート】、【ポロコート】になります。
フォーマルだったりビズスタイルに最適なのはもちろんのこと、カジュアルにも活用いただける二つのスタイルです。
折角のオーダーでの仕立てになりますので、デザインはもちろんサイズ感(ボディサイズや丈の長さ)をアレンジしてみてください。
以上になりますが、参考になれば幸いです。
【バルカラーコート】
Machine Made Order COAT
¥60,500 TAX IN ~
【ポロコート】
Machine Made Order COAT
¥77,000 TAX IN~