上着を着ても苦にならない気温になり、毎日のコーディネートにもやりがいを感じるようになってきましたね。
たまに、暑い日が戻ることもありますが湿度が高くない分、残暑の暑さとは違う爽やかさを感じます。
洋服好きは今が1番ワクワクする季節かもしれませんね。
今回は秋の街並みに映える【ソラーロスーツ】のコーディネートを紹介します。
ソラーロスーツの魅力は適度にドレスダウンした抜け感です。
元々はミリタリーウェアを出自とするソラーロ生地。
亜熱帯で活動する英国兵士を紫外線から守るために色が薄く熱を溜めない『玉虫色』の生地が生まれました。
しかし、実際の遮熱効果はそこまで高くなかったと言います。時を経てその独特の魅力を持つ『玉虫色』の生地は仕立て服で再度陽の光を浴びます。
元々の出自から言えば夏用の服地なのかもしれませんが、現代では秋にぴったりなナチュラルカラーのソラーロスーツ。
ミリタリー出身ということで、どことなくスポーティな雰囲気ですね。
特にブラウンのソラーロはカジュアル感が漂い秋のおしゃれにぴったりです。
現代的にソラーロをカジュアルスーツとして着こなすなら、サルトリアプロメッサの十八番『マニカ・ア・ピオッジァ(雨振り袖)』がおすすめです。
肩パッドを省きギャザーを利用した袖付けはふんわりと丸みのある肩先を形成します。
腰ポケットもパッチポケット、衿前のステッチも少し幅広にして、よりカジュアルにスーツを楽しみたいところです。
生地の色としては少しだけ主張のあるソラーロスーツはネクタイなどはシンプルな柄でスーツの色と合わせるのが吉です。
ほんの少しコーディネート難度があるソラーロスーツも気兼ねなく楽しめます。
ビジネススタイルご多様化した今なら、十分ビジネススーツとしても活用できるソラーロスーツスタイルです。
ネイビーならば、スポーティなソラーロスーツもシックな印象で楽しめます。
独特の玉虫色もネイビーならば程よい色の変化具合です。
少しひねりの効いたネイビースーツとして、普段のビジネスシーンにすんなり溶け込みます。
英国的なスリーピースにタブカラーで着こなすのが吉ですね。
こちらも袖丈はぜひ『マニカ・ア・ピオッジァ』で。
ネイビースリーピースの雨振り袖はリラックス感と言うよりも優雅な印象に映ります。
ネクタイはやはりブルーを拾ってください。
ネクタイの柄もクラシカルな格子を選択しました。
大柄なチェックタイは古典柄も現代的にアップデートしてくれます。
少し主張のある色味のソラーロスーツは、トレンド感のあるネクタイをコーディネートすることでより洒落感が漂います。
目一杯スーツスタイルを楽しんでいるのが伝わりますね。
適度な『抜け感』が『こなれ』を演出するソラーロスーツ。表情のある生地感のソラーロも色数を絞ったコーディネートなら難なく着こなせます。
ブラウンでより軽快でカジュアルに、ネイビーなら品良くシックに楽しめます。
秋の街並みに映えるスーツスタイルです。
スーツスタイルをより楽しんでいただけます。
【 Domestic Fabric Solaro 】
2ピーススーツ
Machine Made Order ¥ 89,100 TAX IN〜
※『マニカ・ア・ピオッジァ』オプション ¥2,200 を含みます
※『バルカポケット』オプション ¥2,200 を含みます
Semi-Hand Made Order ¥ 116,600 TAX IN〜
※『マニカ・ア・ピオッジァ』オプション ¥2,200 を含みます
3ピーススーツ
Machine Made Order ¥ 107,800 TAX IN〜
※『マニカ・ア・ピオッジァ』オプション ¥2,200 を含みます
※『バルカポケット』オプション ¥2,200 を含みます
Semi-Hand Made Order ¥ 143,000 TAX IN〜
※『マニカ・ア・ピオッジァ』オプション ¥2,200 を含みます