10month Fabric

Topics 2023/08/09

昨晩から不安定な天気が続き、大粒の雨が降ったり止んだりと悩ましい空模様です。

着ていく服も迷うこの頃ですが、傘マークが表示されている時は、迷わず雨が降っても大丈夫なお召し物で出かけるのが結局安心です。

良い天気が続いたので、すぐ晴れそうな気分に感覚がマヒしていますが、台風も近づいておりますので、用心して過ごしましょう。

                                   

さて、これからの季節にオーダーが多くなってくるのは「合い物」と呼ばれるスーツです。近年スーツの着用機会が少なくなっているという方も増え、問い合わせも多くなっております。

                                

今回ご紹介するのは「10month Fabric」。

「10month Fabric」はその名の通り、盛夏と厳寒期を除く10ヵ月ご着用できる、着用期間が長いスーツになります。

スーツを着る機会はあるけど、頻度は少ない。

手持ちのスーツを少なくしたい。

そのような方のニーズに適しています。

                               

こちらは無地に近い織り柄。

ダークネイビーとチャコールグレーの2色は、あらたまった席でも着用できる汎用性の高い一品。

ビジネスの定番、ストライプ。

こちらはネイビーとグレーの2色。

ストライプ幅は1.3cmと合わせやすい幅。

ストライプスーツは視覚効果で、きりっとした印象を与えます。

お手持ちのスーツが無地系統が多いという方は、1着持っておくとアクセントになりますよ。

                                    

こちらはワイドストライプ柄。

ストライプは通常1~1.5cmが標準とされ、こちらは1.8cmとやや太めの間隔のストライプ。

トレンドのクラシック調を意識した着こなしも出来る、攻めの「10month Suit」です。

                                  

さて、いい事づくめの様に思える「10month Suit」ですが、残念ながらデメリットもございます。

先ず1点目は、日本は四季がありますので、季節に合わせた生地のスーツに比べると、やはり夏場は暑く、冬場は寒く感じます。

暑いのが苦手という方は春夏生地でやや厚みのある生地を探すという手もあります。

寒いのが苦手という方は、防寒性のあるインナーやコートをしっかり着ることをお薦めします。

2点目は、季節感が出にくいため、洒落感を出すのが難しいということ。

ビジネススーツでも季節に合った素材や色などで違いを出し、ビジネスマンの方は1年を過ごしてらっしゃると思うんですが、こちらは季節の変化に関係なく着るわけですので、見た目の変化に乏しくなりがちです。

そんな時は是非ネクタイやシャツなどの小物で着こなしを変化させて、いつも同じ印象を与えないようにしていきましょう。

                                    

                                 

1着あると困った時のお役立ちにもなる「10month Suit」。

是非ご検討してみてはいかがでしょうか。

店頭でお待ちしております。

【Sartoria Promessa】

10month Suit

Machine Made Order ¥53,900~、¥68,200~  

Semi-Hand Order ¥78,100~、 ¥92,400~

丸の内店 宮本