いつもサルトリアプロメッサ銀座店のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
昨日よりは蒸し暑さも感じなかったのですが、日中は煌々と陽が射して、
暑い日が続いていますね。
こまめな水分補給とクーラーは適切に使ってこの暑さを乗り切りましょう。
前回から引き続き、10 Months Suitのご紹介です。
秋口に向けての楽しみが少しでも増えると良いかなと思い、スタッフコーディネイトのご紹介です。
この時期のオーダーの参考にしていただけたら幸いです。

伊・CANONICO社のRevenge Super150`sの生地を使ってオーダーしました。
春・秋に着用することを想定して、ベーシックで飽きのこない色と柄にしました。
チャコールグレーのピンストライプで、誠実で落ち着いた印象に仕上がったと思います。

このくらい近づくと、柄の出方が分かる感じなので、日本人好みのちょうど良い雰囲気だと思います。
黒に限りなく近いチャコールグレーなので、ビジネスシーンでは、見た人に安心感を与えてくれるのもポイントのひとつです。

ショルダーは副資材を省いたマニカ・ア・ピオッジァにすることで、
ショルダーラインが丸みを帯びて、柔和な印象をプラスしてくれます。
これからの季節は生地が暗め、つまり、ダークな色が多くなってまいります。
そこで、この様に、ショルダーラインを丸みを帯びさせることで、
話しやすさや、親しみやすさを演出するのもオススメです。
着心地はシャツの袖付けに近く、肩を前に動かしやすくなるので、
着る人/見る人どちらにもメリットが多く生まれると思います。

型紙はサルトリアプロメッサオリジナルのCore Napoli (コア ナポリ)を使用しました。
コンパクトなバストからスッと流れる様なボディラインが特徴です。
ウエストに絞りがなく、体のシルエットを拾わないので、非常に楽な着心地になります。
また、シルエットを拾わないことで、時代にとらわれることなく、長く着ることができるのも10 Monthsの生地と相性が良いのでオススメです。

シャツは画像では伝わりづらいですが、白に近いグレーを合わせました。
スーツ全体のダークな色味からトーン(明るさ)を少しずらすことで、
トーンオントーンを表現しました。
スーツとの馴染みも良く、視線に違和感なく合わせることを意識しました。
さらに、グレーのシャツは日本人の肌との相性も良いので、1枚持っていると、
コーディネイトの幅が広がってオススメです。
タイはグレーと相性の良い、グリーンのメダリオンを合わせました。
クラシックな印象を最後に足したくなり、今日はこのタイをチョイスしました。
少し深めのグリーンなので、重厚感のあるVゾーンにまとめることができたかなと思います。

本日掲載したスーツの生地は残念ながら品切れとなってしましました。
あらかじめご了承くださいませ。
ですが、無地の生地は上記掲載の画像の通りまだご用意ございます。
生地の風合いや、10 Months Suitを早めに考えたいという方はこちらの生地もご検討いただけたら幸いです。
皆様のご来店心よりお待ち申し上げます。
暑い日が続きますので、ご来店の際は十分お気を付けくださいませ。
【 CANONICO Revenge Super150`s 】
Machine Made Order (Suit) ¥140,800 TAX IN ~
Semi-Hand Made Order (Suit) ¥170,500 TAX IN ~