襟で変わるシャツの雰囲気

Topics 2022/07/21

日中は気温が上がり、蒸し暑さが堪えましたが、夕方少し雨が降り出してきました。

明日は気温も少し下がるようで、一息つけると良いのですが。

今回はオーダーシャツだからできる衿の選び方です。

オーダーなので、沢山の衿型の中から選べるのですが、今の季節にオススメの衿型を2型ご紹介致します。

カッタウェイ

剣先が大きく、襟先が横よりも後ろに向いている形です。

もう見慣れた形ですが、最初に見たときはちょっとやり過ぎじゃないかと思いました。もちろんスーツに合わせるにはカジュアルな衿型ですが、シャツ一枚で着る時や、ジャケパンスタイルの時、ノータイでもだらしなく見えないのは、カジュアルな雰囲気が醸し出すことが出来るからでしょう。

こんなデニム生地ととても相性が良く、台衿ボタンを外した時も、衿先が下がることなくだらしなく見えません。

イタリアンカラーボタンダウン

台衿ボタンが無い為、ネクタイは着用不可です。

クールビズに特化したわけではないですが、とても涼しげに見えます。

上皇陛下が昔、公務の際に台衿ボタンの無いシャツをお召しになられて、涼しげにされていたのが印象的で覚えています。やはりボタンとボタンホールが服に付いていたら留めなければならない立場にいる方のクールビズの答えを見た気がしました。

ちょっと派手に見えるかもしれませんが、衿先をボタンダウンで留める事で、ジャケットを着用したときにもハネたりするのを防げます。

着丈を気持ち短くして普段用にするのも宜しいかと思います。

是非生地も豊富にございますので、ご検討下さいませ。

丸の内店 宮本