秋まで着られる『平織』スーツ

Topics 2024/07/10

連日の猛暑に梅雨明け前から心が折れそうな私ですが、先日紹介した【カジュアルシャツ】を着て、なんとかこの暑さをファッションで乗り切っています。
暑さに耐えるのではなく、暑さを楽しむように意識しているのですが、気を抜くと「暑い。。。」と独り言が。
洋服屋としてまだまだ修行が足りません。。

30度超えが当たり前になっている最近の夏は外回りなどでスーツを着るのもかなり厳しいかと。
夏にスーツを着用するシーンは、イベントシーンや、会合など比較的オフィシャルな場面が多いのではないでしょうか。

また「秋が短い」と言われるここ数年、春夏スーツも10月いっぱいまで着ていてもあまり違和感はありません。
少し前までは、10monthや通年ものと言えば、薄手の綾織服地が一般的でしたが、秋の期間が少ない昨今は、目の詰まった平織の春夏向け服地も十分10month・通年ものと呼べるのでは。

夏の着用シーンはイベントや会合などの重要シーン、さらに秋まで長く着る事を考えると、TPOを選ばずに誰から見ても誠実な印象のソリッド(無地)スーツがおすすめです。
今回サルトリアプロメッサ銀座店では、ひとつ飛びぬけたクオリティのソリッドコレクションをご案内しております。
今作っても十分に活躍できる、暑い時期から10月末ごろまで着用可能な『平織』服地です。
当店限定のスペシャルな服地。
別格のクオリティは圧巻です。

【Super 160’S High Count Fabric】

潔く無地6色とシャドーストライプ2色でバリエーションした国産服地。
求めたのはとにかく服地としての品質の良さです。

まずはなにより原毛の繊細さ。
Super 160’Sという、インポート物のハイクラス服地に使用されるレベルの細さです。
ただ細いだけでなく、原毛の質自体にもこだわました。
しなやかさを備えた原毛から引きそろえた糸は、 しっかりとした芯がありつつ 、ふんわりとした弾力が着心地の良さを物語ります。

良質な原毛から引いた良質な糸を、惜しげもなく打ち込んで織った生地は、独特の『滑り感』を備えます。
触ったときに手に吸い付くようなタッチは、上質な生地の証です。
打ち込みの良さから、しっかりと詰まった目風が秋口まで着用していても寒々しく見せません。
むしろ服地のしっかり感は、秋物のような見栄えです。
着心地は軽くさらっと春夏向け、しかし、見栄えは秋物に劣らないしっかり感とくれば、いまから10月いっぱいまで着るのに最適です。

洋服に仕立てるとは春夏ものとは思えない、ふくよかさを感じます。
ふわっと生地自体にボリュームがあり、シンプルな無地であるにもかかわらず、うっとり見とれてしまう美しさです。

スーツの命であるドレープ(縦に落ちるヒダ)からも服地の良質さが見て取れます。
ふんわりと柔らかく、しかし大胆に大きく表れるドレープには、スーツスタイルでしか表現できない大人の色気が漂います。
メンズドレスを装ううえで一番の醍醐味です。

派手派手しくない、格好の良さ。
その誠実な印象とクラス感の両立は、オフィシャルな場面でも紳士を演出します。
少し涼しくなってくる秋口からは、日常のビジネススーツとして、信頼感と清潔感あるビジネスマンを演出します。
やはり、長い期間で着用可能なスーツはそれだけで魅力的です。

コーディネートもなるべくシンプルに、かつキチンと感を意識して。
シャツのタブカラーはネクタイのノットを杭っと持ち上げて、きりっとした顔つきに。
ネクタイも主張の少ないドット柄でシンプルに。
シャツの衿先は丸みをつけたラウンドタイプでほんのちょっとの抜け感を表現しています。
ふんわりと柔らかなドレープスーツ、衿先をラウンドさせたタブカラーシャツ、シンプルなドットタイ、少しだけ柔和なニュアンスをつけつつ、誠実感あるコーディネートです。

いかがでしょうか。
ここ数年の夏から秋は、しっかり目の詰まった『平織』スーツも選択肢のひとつです。
長い期間で着用できるベーシックスーツをお探しの方や、夏のイベントシーンで上質なスーツを纏いたい方、ぜひサルトリアプロメッサ銀座店限定の 【Super 160’S High Count Fabric】 でお仕立てください。
ご満足いただけること間違いなしです。

サルトリアプロメッサ銀座店 米田

Sartoria Promessa
【Super 160’S High Count Fabric】
Machine Made Order Suit  ¥117,700 TAX IN〜
Semi-Hand Made Order Suit  ¥ 147,400 TAX IN~
※ 【Super 160’S High Count Fabric】 はサルトリアプロメッサ銀座店限定の取り扱いになります。