秋に向けて

Topics 2024/08/23

世間では夏休みも後半に差し掛かり、なんとなくさみしさを感じます。
私が小学生のころは、今頃必死になって、たまった夏休みの宿題を消化していました。
先日見た報道番組で、最近の夏休みの宿題事情を特集していましたが、今の保護者世代のころと比べて、最近の宿題の量は少なく感じる方が多いようです。
その代わり、自由研究等はプログラミングや3Dプリンターを使用したりと非常にレベルの高いものになっているようで、番組をみて脱帽しました。
技術の進化は世の中を便利にするだけでなく、人の発想も飛躍させるものだと感じました。

まだまだ暑い夏。
しかし、夕方は幾分か涼しく感じる日も増えてきました。
昨日などは、夕方近所の小川近くを散歩しましたがなんとなく秋のにおいを感じた気がします。
美しい日本の四季。
夏は夏で、その時季の服装を十分に楽しむことができました。
しかし、服好きというものは、えてして、秋の装いに気分が上がるものです。

サルトリアプロメッサ銀座店も、秋の立ち上がりに向けて鋭意準備中です。
実は、店内も秋模様にシフトチェンジの真っ最中です。

夏物と比べて、服地にも厚みが出る分、それぞれの表現も多種多様になります。
『ツイル』、『ヘリンボーン』、『シャークスキン』。
秋に映える織柄が目白押しです。

秋向けの生地の織り方は美しい『艶(つや)』も表現しやすくなるため、ぐっと仕立て映えするスーツ服地が多く登場します。
うっとりするような艶は、満足感を高めてくれます。

秋と言えば『ジャケット』の季節です。
ベーシックなホップサックも秋向けに気持ち地厚に。
少し先のことを考えれば、『ツイード』も渋くて良いですね。
今日的に洗練された風合いや柄表現で、都会的なツイードをそろえております。
古典的な『ブラックウォッチ』などは、やはり秋が映えます。

すこーし早いかもしれませんが、いまからコートのことも考えておくと、後々焦らずに済むかもしれません。

コートは冬の装いの主役です。
夏では見ることのできなかったヘビーウェイトの『メルトン』や『ツイード』を前にして、想像を膨らませる時間は非常に楽しいものです。
ぜひ納得の一着をお仕立てください。

2024年秋シーズンの立ち上がりにむけて、鋭意準備中のサルトリアプロメッサ銀座店。
すでにご案内できる秋物も多くございますので、待ちきれない方は、ぜひ店頭までお越しくださいませ。
心が躍るご案内をお約束します。

サルトリアプロメッサ銀座店 米田