今晩は!細谷です。
昨日に引き続き服地についてお届けします。
今日は『英国生地』編です。
【イギリス生地】
イギリス生地の特性はまずは何と言っても『ハリ』と『コシ』です。
英国生地が『質実剛健』で『カッチリ』したイメージなのは洋装の文化が最も古くから根付いていて伝統を強く重んじるからかもしれませんね。
イギリス生地の基本は『経緯双糸(タテヨコソウシ)』です。
服地は全て『経糸と緯糸』で出来上がっています。
『経緯双糸(タテヨコソウシ)』は経糸2本以上、緯糸2本以上を撚り合わせて織られた生地を指します。
そうする事で丈夫でハリがある生地が出来上がるわけです。
同じヨーロッパでも、イギリスとイタリアでこうも違うと不思議ですね…
今日はこの辺にしますネ!
明日から数日間に分けて『Ermenegildo Zegna』の春夏素材について
お届けしますネ!