今日は陽射しが強いですが、心地良い風が吹き日中は過ごしやすそうです。
梅雨が始まる前の晴れ間は貴重ですね。
とは言え、夏のような気温に上がることもあるので、体調崩さぬよう睡眠はしっかりとっておきたいです。
さて、夏に向けてジャケットのご注文が増えて参りましたが、やはり「涼しいもの」をみなさんお求めになさいます。
今回は出来るだけ涼しくなる仕立てのご紹介です。
こちらは一般的な裏地の付け方の「背抜き」になります。
日本の高温多湿な夏の気候に対して、背中の裏地を省く事で、体感ではシャツ1枚程涼しくなると言われています。
対して、こちらは「半裏仕立て」というものになります。
背抜きより大胆に、背中の裏地を大きく省いています。
裏地を省いた事で、通気性があがり、軽量化も見込めます。
こちらは「背抜き」のジャケットの前の裏側です。
見慣れているとは思いますが、「背抜き」だと前側に裏地がしっかりついています。
こちらは「半裏仕立て」の裏側です。
裏地を大胆に省き、見える所はパイピング処理がされており、しっかりと補強されています。
脱いだ時も、涼しげな印象を与える事が出来るのではないでしょうか。
「半裏仕立て」で仕立てる際は、スーツの生地よりもしっかりとしたジャケット生地でのお仕立てがオススメです。
さらに腰ポケットをパッチポケットにすることで、裏側もスッキリするので是非お試しいただければと思います。
実際の見本もございますので、ご興味ありましたら店頭でお問い合わせくださいませ。
丸の内店 宮本