人と洋服

Topics 2020/04/14


「ファッションは人に魅力を与えない。洋服とそれを着る人が出会った時に初めて魅力が生まれる」

とあるデザイナーの発言です。
洋服というものの本質をとらえた大変共感できる発言だと思います。
それと同時に前回の 価値ある一着をお届けいたしますで触れた「良い洋服とは」を端的に表した発言でもあると思います。

洋服はそれ単体では効果を発揮せず、それを着用する人がいてこそ魅力が生まれると考えます。
着用する人ひとりひとりの個性や、考え方、理想などを汲み取り、それらを反映した洋服こそ価値ある1着となるのではないでしょうか。
その考えの一方で着用する人の事を想い、高い技術で作られた生地や商品にはモノ単体としての魅力がある事も事実です。
冒頭のデザイナーの発言にある様に、人とモノの出会いの場を作り真に価値ある一着をお客様にお届けすることがオーダーの役割であると考えます。

手前味噌ではございますが、私どもサルトリアプロメッサで扱う生地やスーツ(シルエットモデル)は全てきちんとした考え、高い技術力をもって作られた魅力の詰まった商品となっております。
それら魅力ある商品が、お客様おひとりおひとりにとっての価値ある1着となるように個性やお好み、着用シーンに合わせてご案内させていただきます。

お客様の理想のスーツをお作りするためのお手伝いを丸の内店スタッフ一同全身全霊で行わせていただきますので、今後ともサルトリアプロメッサ丸の内店をよろしくお願いいたします。

米田