いつもサルトリアプロメッサ銀座店のブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
今日は、日中でも気温が下がり肌寒い一日でした。
今週からはあまり気温も上がらず、コートを着て丁度良いのではないでしょうか。
寒さが厳しくなると、体調を崩される方が多くなりますので、
皆様、体調管理にはお気を付けくださいませ。

30代・40代になると職場で部下を持たれたり、
仕事の幅が広がり関わる相手の立場が変わるなど、
求められる振る舞いも変化してきます。
だからこそ、年代に合ったスーツスタイルを考えて見てはいかがでしょうか。
スーツ選びで注目したいのは、素材と仕立てのこだわりです。
最近人気のストレッチの利いたセットアップスーツは快適ですが、
キチンと感を演出するのであれば、
ドレッシーなスーツも揃えておきたいところです。
光沢感のある上質なウール素材で、芯地を用いて仕立てたテーラードスーツこそ年代に合ったスーツスタイルになると思います。

今回ご紹介します生地は、スーパー160`sの細い原毛を60番手双糸で織り上げた生地になります。
スーパー160`s由来の柔らかさと、光沢感・滑らかな肌触り
60番手双糸の適度なハリ・コシが特徴になります。
柄は、グレンチェックになります。
チェックは、穏やかな人柄を演出するのにも活躍します。
親しみやすい雰囲気が生まれるため、同僚や部下との距離を縮めたい場面に向いています。
こちらの、チャコールグレーのグレンチェックのような、
控えめな色味ならビジネスシーンで好印象を与えます。
無地のスーツに少し変化を加え、知的で上品な印象にするのであれば、
控えめな色味のグレンチェックは、理想的な一着になるのではないでしょうか。

こちらは、ご紹介した生地で仕立てましたサルトリア プロメッサのオリジナルパターンの【 Firenze Cut 】フィレンツェカットになります。
ご紹介させていただきました生地の光沢や、
滑るような肌触りが、フィレンツェカットモデルと相性が良いと思います。
有機的な丸みを帯びたフォルムが甘く・優しい着心地を与えてくれます。

低い位置から急角度に登ってゆくハイゴージと幅広のワイドラペルは、胸回りの印象をグラマラスでエレガントに仕上げてくれます。

通常のフロントダーツをサイドダーツ仕立てにすることで、
今回ご紹介させていただいたグレンチェックは、
横の柄ズレのない美しいフロントを形成します。
フロントラインは、左右に大きく流れるラウンドフロントが、なだらかなショルダーラインと調和して曲線美を演出します。

グレンチェックは、洗練された雰囲気から、
役職者やファッション感度の高い方たちに好まれる傾向があります。
無地やストライプなどの定番柄にはない、
複雑で奥行のある表情もグレンチェックの魅力のひとつになります。
ベースカラーとチェック柄のラインの色差が少ないほど、
ドレッシーな雰囲気が高まり、
多くのビジネスシーンに対応いただけると思います。
伝統的な柄なので、時代の流行に左右されずらいのもポイントのひとつです。
これから冬に向けてスーツの購入を考えている方の参考になれば幸いです。
【 Domestic Fabric COLCHIS 】
Machine Made Order ( Suit ) ¥117,700 TAX IN ~
Semi-Hand Made Order ( Suit ) ¥147,400 TAX IN ~