ポケットチーフ

Topics 2022/07/28

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ここ最近は夕方になっても日が落ちるのが遅くなりましたね。以前でしたら、早い時間から帰れて少し得した気分の方も多かったのではないでしょうか。今回はそんな知っているとちょっと得した気分になれるお話です。

タイトルにある通りポケットチーフのお話です。まず、ポケットチーフとは何かというところからご説明させて頂きます。
そもそもは中世ヨーロッパ女性が礼儀として頭に置いていた『カチーフ』と呼ばれるものだと言われております。それが時代の流れと共に首に巻くから『ネッカチーフ』手で持つから『ハンカチーフ』と変わっていきポケットに入れるから『ポケットチーフ』と呼ばれるようになったのです。

ポケットチーフの歴史としては浅く約100年前と言われています。メンズウェアに最初に胸ポケットが施されたのは19世紀ごろのコートがはじまりだとされています。このころはポケットチーフでは無くグローブ(手袋)を挿していました。

1920年代頃ポケットチーフを挿すことを目的としてはじめてジャケットにも胸ポケットが施され今日に至ります。

ポケットチーフを挿して頂くメリットは全体のアクセントを上に上げることが出来るということです。これは、人の視線も影響していますが、顔回りを華やかな印象にしてくれる効果があるそうです。

ポケットチーフの挿し方も様々あります。代表的な物をご紹介します。

こちらがスクエアスタイルになります。TVホールドと呼ばれることもあります。現在はビジネス・フォーマルシーンを問わず使われることが多いですが、もともとは富裕層の人々が燕尾服などに取り入れられた着こなしで白・リネン(麻)素材のものでした。これが次第にフォーマルな装いには白いチーフというように広まっていったそうです。

こちらがパフドスタイルです。先程は違いソフトな印象に仕上がります。こちらはパーティやカジュアルな装いの時に好まれます。現在ではジャケットパンツのスタイルなどにもお使い頂けます。

ポケットチーフは、先述の通り白・リネン・フォーマルの場合を除いては主にシルクのものが多いです。合わせ方としてはシャツやネクタイの色を拾ったり自由に自分自身を演出できる場所になります。この機会に是非胸元に彩りを加えてみるのはいかがでしょうか?

丸の内店 野口