皆様今晩は。
米田です。
スーツスタイルに欠かせないアイテムのシャツ。
白やサックスの無地は何枚持っていても困りませんね。
無地のシャツが必要数揃ってくると欲しくなるのがストライプシャツ。
一口にストライプといってもシャツのストライプには様々な種類が御座います。
今回はシャツの白地と色地が等間隔に並んだ【ブロックストライプ】の種類について紹介します。
日本では【ロンドンストライプ】や略称の【ロンスト】の呼び方の方が聞き馴染みがあるかもしれません。
白地と色地が等間隔に並んだ 縦縞のシャツを総じてロンストと呼ぶ傾向がありますが、実はロンドンストライプはあくまでブロックストライプの一種で、縞の太さによって呼称が変わります。
縞が細い順に【キャンディストライプ】、【ベンガルストライプ】、【ロンドンストライプ】と呼称が変わり、意外とロンストと認知している縞はベンガルストライプのものが多かったりします。
またキャンディストライプはステッキ型のキャンディからその名の由来があり、赤や黄色などのマルチカラーの細い縦縞模様を指す場合もありますが、今回はあくまで細ピッチのブロックストライプを【キャンディストライプ】として扱います。
キャンディストライプ
細ピッチのブロックストライプ。
マルチカラーの細い縦縞を指す場合もあります。
ベンガルストライプ
インド北東部のベンガル地方を発祥としており、そこから付けられた名称です。
一般的なロンドンストライプのイメージはこちらに近いかもしれません。
ロンドンストライプ
5mm~10mm巾の縞模様。
“ ロンスト ”と言われた時のイメージより太く感じませんか。
また、ロンドンストライプよりもさらに太く、15mm~ピッチの縞模様の【ボールドストライプ】も存在します。
どの縞模様にも共通して言えるのが、英国のトラディショナル(伝統的)な柄であり、紳士的な雰囲気が漂います。
特に5~10mmピッチのロンドンストライプは格式高い印象で、クレリックとの相性も抜群です。
しかし、幅広の縞模様は主張もそれなりなので、ベンガルストライプ位の幅感が一番使いやすいかもしれません。
一番細いキャンディストライプは無地に近い間隔でお召しいただけるのでブロックストライプの入門にピッタリかと。
縞の色は紺以外にもエンジやパープル、グレーなどのご用意があり、ネクタイとの合わせ方で様々なインナーコーディネートを組むことが出来ます。
次回は各ストライプにお薦めのコーディネートをご紹介致します。
それでは。