今日は朝から日差しが照りつける、夏を感じさせる天気でした。
夜半にかけて雨の予報でしたが、帰宅時間までにはまだ大丈夫でしょうか。
日光が強くなると、どうしてもダークカラーのスーツは熱をガンガン吸収してしまいます。
いずれ来る夏の日にも備えて、涼しげなジャケットを用意しておきたいものですね。
さて、夏の代表的なジャケット生地は「コードレーン」と「シアサッカー」が有名です。
互いに凹凸感があり、サラッとした触感は夏のドレスアップに欠かせない素材です。
今回はそちらの違いについて、お伝えできればと思います。
先ずは、シアサッカー。
日本では「しじら織り」とも言われ、馴染みのある素材です。甚平など夏の装いに適しています。
経糸を緩く張り織ることで、張力の違いで「しぼ」が表面に出てきます。
こちらは素材にポリエステルが使われているので、さらにシワにもなりにくく、伸縮性のある優れものです。
次は「コードレーン」です。
ブルックスブラザーズの定番ともいえるコットンコードレーンのジャケット。
夏のジャケットと言えば、どうしても頭に思い浮かべていまいますよね。
畝織りの凸凹が清涼感ある肌触りが特長で、タイドアップでも、カジュアルでも着ていただけます。
たて糸に染色糸と太目の白い糸、よこ糸に白い糸を使うことで、一般的には1mm程度の幅のストライプの生地が出来上がります。
見た目はどちらも爽やかですが、ご説明させていただいたように、柔らかな雰囲気、楽な着用感を求めるなら「シアサッカー」。
ビジネスカジュアル的な使い方をしたいのであれば、ハリ感のある「コードレーン」がよろしいかと思います。
他にもご紹介できる生地のご用意はございますので、是非店頭でご覧下さいませ。
丸の内店 宮本