皆様、こんにちは!森です。
2月になりましたね!
今日は南風の影響によって春のような陽気で昼間は暖かかったです!
沖縄では今年初の夏日となり気温は25度を超えたようですよ!
関東地方は、夜になると冷たい空気に入れ替わりまた寒くなります(+_+)
今日はフォーマルでご質問のありました『サスペンダー』についてお届けしますね!
フォーマルシーンでは着ける事が多いですよね!モーニング、タキシード、燕尾服等々。
『サスペンダー』とは、サスペンダーズ またはブレイシーズとも言われています。
吊りバンドのことで、とくに「ズボン吊り」をいいます。
スラックスがずり落ちないように肩から吊り下げる一対の帯のことですが、サスペンダーというのは実はアメリカ英語で、イギリスでは「ブレイシーズ」というのが正しいのです。
もっと古くにはギャロウジーズという言葉もありましたが、これはもう使われなくなっています。
なお、イギリスでサスペンダー(正しくはサスペンダーズ)というと、ガーター・ベルト(靴下吊り)の意味になるそうです。
さて、日常や複雑な動きに対してスラックスは、上から吊るさない限りどうしても下がり気味になります。
特に股上の深いスラックスはその傾向が強いです。
最近の股上の浅いスラックスは、腰骨に引っかけるように履くのが特徴ですがそれでも、動き回る人間の動作にはついていけずやや下がり気味になります。
ウエストサイズをピッタリ目にしてもベルトだけでは重力には逆らえず支えきれなれません。
【サスペンダー】は、スラックスの前後を吊ることによりそれを防ぎ、人前でスラックスの位置を直したり、シャツの裾をスラックスにたくし込む動作を避ける道具です。
礼服によく使用されるのも厳粛な席で、マナー違反を犯さないためです。
特に燕尾服の場合はベスト丈が短くスラックスの股上が深い為脚を長く見せる効果もあります。
着用時のポイントは3つです。
1長さを調整する。
2肩の位置に注意する。
3ウエストサイズ注意する。
【1】長さを調整する
外国製は長いものがあるので購入時に長さの確認をして長い場合は調整してもらう事がベストです!
その時、金具が胸の辺りにくるのがもっともバランスよく見えます。
【2】肩の位置に注意する
撫で肩の人は、肩からずり落ちる場合があるので、背中側の二股部分の支点を上げるよう調節しましょう。
【3】ウエストサイズに注意する
サスペンダー用のスラックスのウエストは、ベルト着用のスラックスより約1.0から2.0cm大きくするのが理想です。
私も細谷もスリーピーススーツの時はサスペンダーを愛用しています。
なれるとウエスト廻りがスッキリと見えます!
是非、皆さんもスリーピーススーツやフォーマルスーツを
着用時に【サスペンダー】をしてみては如何でしょうか。