インターネットの普及は、今は遠い昔の話になりました。SNSの普及もあり、さまざまな情報が拡散している昨今。
どの業界でもトレンドの波は、目まぐるしく次から次へと変化し、生産者も消費者も意識の差はあれど、それについて行こうと努力する傾向にあるようです。
それは、我々紳士服業界も然りです。雑誌や小売店では、『今流行っているから、オススメです!』という決まり文句が多く聞かれます。
他方で、クラシックという言葉があります。
大抵の場合、古典的・古風なというジャンルの名称を思い浮かべます。
しかし、別意もあり、『普遍的な』という言葉に集約されます。
普遍的とは、時代の変化によって左右されない良きものや、完成された様式美を表す際に用いられます。
個人的見解も含め申し上げますが、この普遍的なという言葉は、オーダースーツの本来の姿を形容するに相応しい言葉なのではないでしょうか?
オーダースーツは本来、経年変化に耐えうる耐久性と、時代の変化に左右されない普遍的美意識を兼ね備えた存在であるべきです。
そして、着用される方のコンプレックスをカバーし、その方の個性を邪魔せず、引き立たせる存在であるべきだと考えます。
時間の経過によって変化するモノの価値に意味があるのでしょうか?
時代の変化とは無関係に普遍的なスーツを求めるのは、間違いなのでしょうか?
答えはNOです。
スーツを単なるおしゃれ着として位置付けてはもったいない。
サルトリアプロメッサでは、スーツに『本物』を求めて日々精進しております。
是非、店頭でご相談くださいませ。
ご来店、お待ちしております。
吉澤