クラシカルな柄はいかがでしょう

Topics 2024/09/11

昨日に引き続き日中は30℃越えと残暑が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
現在私はシーズンレスに着用できる【合い物】で仕事をしていますが、少しでも秋の空気を感じたく、グリーン系のアースカラーが秋らしい【ソラーロ】スーツを着用しています。
本当はばっちり目付のはいったウェイト感あるスーツを着用したいのですが….
この残暑ではなかなかそうもいきません。
まだしばらくはシーズンレスな【合い物】スーツが活躍しそうです。

残暑厳しい今日この頃、今回も幅広い着用シーズンでお召しいただける合い物スーツ向けの服地をエントリークラスで紹介します。
生地感は合い物向けですが、今秋トレンドピックアップされているクラシカルな『ピンヘッド』柄を紹介します。

【 Pin-Head Twill(ピンヘッドツイル) 】

プレーンなトーンのピンヘッドツイル。
針の頭を意味する“ 織り柄 ” は古典的でありながら洗練された印象です。
生地の厚みはシーズンレスなちょうどよい厚みです。
インナーなどで体温調節しやすく、真夏と厳冬以外でお召しいただけます。
どこでも暖房設備の整っている都市部ならば、インナーとアウター次第で真冬も越せそうです。

経糸(たていと)と緯糸(よこいと)の色を変えて織り合わせることで表現されるピンヘッド柄。
生地の表面には基本的に “ 経糸(たていと) ” の色が濃くでます。 ポツポツと浮かぶ白糸は “ 緯糸(よこいと) ” です。
針の頭のように細かい織柄が、シャンブレーのような生地感を表現します。
無地感覚ながらも柄に表情が加わり一気に洒脱な雰囲気です。

シャンブレー調と聞くと、カジュアルな印象を感じるかもしれませんが、実はピンヘッドは非常にドレッシーな表情なのです。
その秘密は艶にあり。
しっとりと濡れたような艶が上品で、無地よりもドレッシーで洗練された印象に映ります。

昔から親しまれてきた古典柄ですが、プロメッサではそれだけでは終わりません。
トレンド感を持ってお召しいただくためにアッシュ系のトーンで今秋的にアップデートしています。
スモーキーなくすみ感ある色出しが今秋的。
アッシュ系カラーは少しスポーティに映りがちですが、古典柄のピンヘッドならば知的で上品なイメージに。
艶が表現しづらいアッシュカラーでも、しっかりと光沢を感じることができます。

クラシカルにこだわるならライトグレーがおすすめです。
ピンヘッドの持つ知的で紳士的な雰囲気がばっちり表現できます。
はじめての商談や重要な会議、プレゼンなど信頼感を得たいときにうってつけです。
ぐっと乗った艶がドレスシーンもしっかりこなせます。
結婚式やパーティシーンなどでも活躍してくれます。
コーディネートはストイックに無地のシャツにソリッドタイを。
白シャツにネイビータイを合わせるのも良いですが、あまりかっちりしすぎないようにするのが今日的です。
サックスのシャツはライトグレーのスーツを日本人の肌の色に自然になじませます。
タブカラーの紳士的なムードで古典柄を目いっぱい楽しめます。
カーキのソリッドタイは畝(うね)の太いものをチョイスしてリッチな雰囲気に。

少しトレンド感を入れながら、ピンヘッドを楽しむならこちら。
ブルーグレーのピンヘッドスーツはうっすらとストライプをオン。
実は今秋はストライプが豊作です。
しっかりトレンドを拾いながら、サックスのクレリックカラーシャツとアーカイブモチーフのダイヤ柄タイでクラシカル感をさらにON。
ピンヘッドを楽しむには、まずは柄の持つ昔ながらのきっちりとしたムードを強調するのが良いでしょう。
こだわりすぎてコスプレチックにならないように、タイの色味にオレンジトーンのブラウンを挿します。
季節感とトレンド感がプラスされて、洗練された洒落感が漂います。
このコーディネートは普段のビジネスシーンに取り入れていただきたいですね。
いかにも仕事のできる、清潔感があって洒脱なビジネスマンを演出できます。

ドレッシーな古典柄をスポーティにブラッシュアップするのもプロメッサ流です。
いかにも秋らしいグリーンカラーのピンヘッド。
なかなか珍しい組み合わせですが、インナーのコーディネートで少しカジュアルなお洒落を楽しめます。
シャツはスーツのトーンに合わせてグレイッシュなベンガルストライプ。
タイもスーツのグリーンにあわせたアースカラーの小紋柄をチョイス。
実は、スーツ、シャツ、タイすべて柄で合わせています。
難しい柄×柄コーディネートですが、控えめなピンヘッドなら簡単にこなせます。
すべてのアイテムの柄をずらすことで、自然に簡単に上級者コーディネートを楽しめます。
週末のお仕事、アフターファイブにご予定ある方は試してみてください。
スポーティでお洒落な印象ですが、ピンヘッドの落ち着き感が大人のムードを醸します。

昔から親しまれている古典柄ゆえの懐の深さ。
コーディネート次第でドレッシーにもスポーティにも振ることができます。

クラシカルな柄を装いたいけど、コスプレチックになりたくない。
そんな要望を叶える今日的な【 Pin-Head 】です。
いつもよりも大人っぽく紳士的にみえる【 大人の柄 】。
ドレスシーンもバッチリ映えますが、ぜひ普段のビジネススーツに取り入れて欲しい柄です。

【Pin-Head Twill(ピンヘッドツイル)】
Machine Made Order Suit ¥ 60,500 TAX IN〜
Semi-Hand Made Order Suit ¥ 90,200 TAX IN〜