【梳毛】について

Topics 2009/11/13

皆様、今晩は!
森です。
今日は朝から一段と冷え込み、コートなしでは寒い一日となりました。
明日は少し気温は上がる様ですね!
今日は基本的なウールの【梳毛】についてご紹介しますね!
ウーステッド / 梳毛 (そもう)
糸にするには、長めの原料を梳いていくか、短い原料を紡いでいくかの2種類あります。
原毛のまま絡み合わせて、板状にするのがフェルト。大きく分けると3種類あります。
主流は「梳毛(そもう)」で、英語では「ウーステッド」(worsted)と言います。
薄く、軽く、しなやかなスーツ地に最適です。
羊毛を選別する (選毛)
原毛(脂付羊毛)一俵毎に太さ、長さ、不純物の混入などを調べ不要なものを取り除きます。
羊毛を洗う (洗毛)
羊毛には8?20%の脂や、土砂が含まれているので、石鹸とソーダで洗い落とし、18%程度の水分を含ませます。
洗った羊毛をほぐす (カード)
洗い上げた羊毛を、表面に針を植えたローラーで構成する
カード機にかけて繊維1本1本にほぐし、薄い毛膜にし、これを重ねてロープ状の篠(スライバー)にします。
羊毛をくしけずり、揃える (インター、コーマー)
スライバーを6から10本合わせ(ダブリング)、くしけずりながら引き伸ばす(ドラフト)作業を繰り返し、均一な太さのスライバーを作ります。
そして、コーマーで不要な繊維や不純物を取り去ります。
ここで出来あがるのが中間製品である「ウールトップ」です。

糸に紡ぐ準備をする(前紡)
1mにつき25g程度スライバーを、箸の太さほどまでに引き伸ばします。
糸を紡ぐ(精紡)
1分間に1万回転もするスピンドルにスライバーをかけ、一気に糸の太さにまで引き伸ばすとともに撚りをかけます。
ここでできる糸が「単糸」です。
単糸を2本合わせて撚りをかける(合糸・撚糸)
撚りをセットし、2組み合わせ、逆の方向に撚りをかけます。ここでできるのが「双糸」です。
この後、織物にされるわけです!