続×6 ホンモノあり〼

2019/11/06

季節を感じると人間は、幸福感を味わう事が出来るのだそうです。それは、人間の本質でしょう。冬になると、アツアツのおでんが食べたくなるのと同じように、ウールのコートを着たくなるものです。冬になり、寒いから暖かい食べ物や衣類で暖をとる。これは当たり前のことですが、その行動によって、人間の本能が刺激され、幸福感が押し寄せます。

今回は、特別なコート&パンツ用の生地をご紹介します。

Leichtfried Loden Cloth 360g 450g 540g

Leichtfried(ライヒットフリード)のLoden Cloth(ローデンクロス)です。ローデン・クロスとは、オーストリアのチロル地方(ヨーデルで有名な)で織られていたウールの縮絨(しゅくじゅう)素材です。現在では、都会で着る防寒着として、メジャーとまでは言いませんが、ある程度の市民権は得られたと思っています。

実は、つい最近まで、日本でローデンクロスを小ロットのカット売りで手に入れる事はできませんでした。手に入れるためには、最低2反(約120m)以上の発注をしなければならなかったのです。この融通の利かない商売を変えてくれたのが、ライヒットフリード社です。また、世界でいちばん最初にあの「ウールマーク」のパートナー企業になったのも同社でした。

かつてのローデンクロスは、脱脂をしていないオイリーな野趣あふれる布地でした。それもそのはず、もともとは狩猟用のコート用の生地です。雨に濡れても人体を寒さから守り、ドライな状態をキープします。また、動物を追って藪に分け入っても、枝やとげから身を守ります。重く硬いのは当たり前だったのです。

ライヒットフリード社は、品質にも革命を起こしています。ローデンクロスの重く硬い生地感を、本質を押さえたうえで、軽くてソフトな風合いに仕上げる加工技術を開発しています。

Leichtfried Loden Cloth 360g  14Colors  Fine Merino wool 100%
Leichtfried Loden Cloth 450g  7Colors  Fine Merino wool 100%
Leichtfried Loden Cloth 540g 3Colors Fine Merino wool 100%

そもそもは狩猟用コートの紡毛素材として普及したローデン・クロスだけに、耐久性が求められるハードなアウターウエアには最適。当店ではオーヴァー・コートやトラウザーズのお仕立てにローデン・クロスの選択をオススメしているところです。

Sartoria Promessa Order Made 【Leichtfried Loden Cloth】

・Machine Made Order Coat   ¥139,000 +TAX~

・Machine Made Order Pants   ¥43,000 +TAX~

・Semi-hand Made Order Pants  ¥48,000 +TAX~

P.S.つい先日、Salkoというブランドのローデンコートを手に入れました。チェビオットツイードに合せて着倒したいと思います。