2019/02/01 blog
スプリットヨーク
皆様こんばんは。
米田です。
今日は寒くて参りました。
フランネルスーツを着ていても堪える寒さでした。
寒さで体調等崩されません様皆様もお気を付け下さい。
さて2月に入りますとだんだんと「入卒用」をはじめとするイベント着の、
需要が増えて参ります。
スーツでいえば、清潔感とキリっとした印象を与えられる三つ揃えの紺無地スーツ等の、
ご要望が増えて参ります。
それに伴い、当店では白無地のシャツをご提案させていただく機会が増えて参ります。
柔らかく風合い豊かな白のブロードやツイルの身体にフィットしたシャツは、
清潔感にあふれ、好印象間違いなしですね。
さて、当店ではオーダーにてフィット感のあるシャツをお作りいただけますが、
より着心地良くお作り出来る【オプションデザイン】を一つご紹介致します。
もし只今綿のハンカチをお持ちでしたらお試しいただきたいのですが、
生地は縦方向には伸びないのですが、斜め方向に引っ張ると伸度があります。
これを「バイヤス」と申しまして、これを利用したオプションデザインが、
【スプリットヨーク】です。
ヨーク(肩から背中にかけての切り替え部分)を中心で切替えて、生地をバイヤス使いする事で、
肩回りに伸度をもたせ、着心地が向上致します。
肩回りの着心地がよくなると、普段の動きにも余裕が生まれより快適に仕事に臨めますね。
こちらのバイヤス使いの【スプリットヨーク】はシャツのオーダー価格に、
プラス¥500のオプション料金にて承っております。
普段のお仕事をさりげなく快適にしてくれる【スプリットヨーク】。
皆様シャツをオーダーの際は是非お試しください。
それでは。
2019/01/29 blog new
軽やかな雰囲気が良いですね
皆様こんばんは。
米田です。
今日は風の強い一日でしたね。
こんな日に限って手袋を忘れてきてしまい、
帰り道が不安です。
早いもので2019年も一カ月を経過しようとしています。
各ショップさんもセールの雰囲気は落ち着いてきて、
店頭にも春の新作が並び始めましたね。
当店も着々と春夏の準備が進んでおりますので、
フルラインナップ揃うまではもうしばしお待ちくださいませ。
街が春の雰囲気を帯びていくにつれ、最近お客様の注目を集めているのが、
【プリントタイ】です。
昨年末から、年明けにかけてはジャガードや、サクサン糸、ウールタイなどの、
素材感と膨らみ感のあるタイが注目を集めていましたが、
ここ最近は、重厚感を抑えたプリント柄のタイが人気です。
適度に軽やかさを演出できて、春でも使える汎用性の高さと、
ドット、小紋、ペイズリーなどのクラシカルな柄で、
コーディネートのアクセントにし易いのが人気の理由ですね。
私も最近は早く暖かくなってほしい気持ちが普段のスタイリングに現れるのか、
ついついプリントタイを手に取ってしまいがちです。
小物一つでスタイル全体の雰囲気と自分のモチベーションがガラッと変わるのは、
ファッションの面白いところですね。
特にスーツをオンビジネスで日常的に着用する方にとっては、こういった雰囲気を変え、
モチベーションを上げてくれるアイテムはことさら重要ですね。
春が待ち遠しい、という方は是非【プリントタイ】を取り入れてみませんか。
皆様のごご来店心よりお待ちしております。
2019/01/28 blog new
着々と。
皆様、こんばんは。
家合です。
まだ1月。寒い季節ではありますが、着々と春夏用の生地も入荷してきております。
一部のお客様も下見でご来店される方も。
2月半ばには、ほぼご用意ができるかと思います。
チェックだけでもお時間のよろしい時に是非。
以前にもご案内はさせていただいておりますが、3シーズン用もしっかりとございます。
用途に合わせてご希望をお聞かせください。
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。
では。
2019/01/24 blog new
いい生地って、ナンダ?
私共が取り扱っているスーツ生地は、40社余りが生産しており、数百種類にも及びます。
近年の流行をお話ししますが、80年代以降、紡績の技術が進歩し、超極細の糸が生産可能になりました。今やSuper 140′sなどの超高番手といわれるスーツ地は、雑誌などにも取り上げられ、どのテーラーに行っても目にします。シルクに似たしなやかさと光沢を兼ね備えたこの手の生地は、その仕上がりの華やかさや3シーズン着用可能なスーツ地(目付け250g~300g前後のウェイトが多い)として、瞬く間に世界中に広がりました。流行しているということは、多数の人から支持を得ているということですが、超高番手のスーツ生地は、無条件にいいものなのでしょうか?世の中にはそうではないものも、残念ながら、存在します。
また、店頭では時々、こういった声を耳にします。「超高番手の生地でスーツを作り、外回りの営業の際によく着たが、すぐシワになり、1年で破れてしまった。」とか、「日常使いに適した、過度な光沢を控えたスーツが欲しい。」といったものです。
TPOを考えた生地選びは、スーツづくりにおいて重要なポイントなのは、いうまでもないことですが、今回はいいスーツ生地について、私的考えも多分に含め、申し上げます。
私が考えるいい生地の条件とは、以下の2つです。
一つは、原毛に弾力があること。弾力がある原毛で織られた生地は、羊毛自体に復元力があるので、一度シワになっても時間経過と共にシワが消えますし、そもそもシワになりづらい利点があります。仕立て上りも柔らかく包み込むような落ち感が生まれます。
二つ目は、打ち込みのいい生地であること。打ち込み=密度が高いということです。打ち込みがいい生地は、しっかりとしたハリとコシがあり、スーツ自体の耐久性を生み、美しいフォルムを形成してくれます。
以上の二つを兼ね備えた生地で仕立てたスーツは、たとえ10年着てもその価値観は変わることがなく、普遍的でな美意識を与えてくれる存在なのです。こちらサルトリアプロメッサでは、耐久性や防寒性などの実用性と、所謂みてくれの美つくしさを併せ持ついい生地をいつでもご用意しております。
「いい生地を見せて欲しい。」というお客様からの声をお待ちしております。
吉澤
2019/01/23 blog new
チェック柄のベスト
皆様こんばんは。
米田です。
ここ数年でオンビジネスにおいてもかなり浸透してきた
スリーピーススーツと、ジャケパンスタイル。
それに伴い増えている需要が前回のブログでも紹介致しました
【ベスト】単品での御注文です。
普段のスタイルに一つベストを挿してあげるだけでクラシックかつ
エレガントな雰囲気を醸すことが出来ます。
前回のブログでは素材感のある少しカントリーライクな生地をご紹介致しました。
今回はドレスシーンでも使えるような単品ベストにお薦めのチェック柄の生地をご紹介致します。
こちらのグレンチェックにサックスのオーバーペンの乗ったプリンスオブウェールズと、
ハウンドトゥースチェック、日本では千鳥格子柄の生地は英国のミル【BULMER&LUMB-バルマー&ラム】より。
打ち込みのしっかりとした生地で非常に仕立て映えします。
生地の打ち込み量からくるふくよかさは胸廻りの豊かさをきれいに表現し、
オンビジネスだけでなく、ドレスシーンでもエレガントな紳士姿を演出してくれます。
柄も比較的細かい柄なのでお手持ちのコーディネートに無理なく挿し込めるかと。
続いては、こちらも英国のミル【Savile Clifford-サヴィル クリフォード-】より
シェパードチェックをご紹介。
こちらは程良い起毛感があり、単品ベストとして非常に使い易い生地感かと。
【BULMER&LUMB】に比べると若干柄が目立ってきますが、その分、
ドレスシーンでは大変洒落た雰囲気を演出できます。
勿論ビジネスシーンでもしっかりお使いいただける服地です。
こちらの様な起毛感のあるシェパードチェックは探してみると意外と少なかったりするので、
これは!と感じた方は是非サンプルをご覧くださいませ。
今回ご紹介の生地で作るベストはいずれもノーカラーのシングルで、胸ポケットと腰ポケットは箱型の、
クラシカルなデザインがおススメです。
気になった方は是非当店までお立ち寄りくださいませ。