HISTORY

Sartoria Promessa Brand HISTORY

2007年4月に銀座でスタートした – Sartoria Promessa -
今まで一度も語られる事のなかった、その誕生秘話・・・そこには確かな「情熱」とまっすぐな「想い」が溢れていた・・・
現Sartoria Promessa丸の内店の店長であり、ブランドの発案者である細谷にブランド誕生から現在、そして未来への想いを聞いた。

Sartoria Promessa 誕生

2007年4月銀座山形屋100周年の記念企画として誕生した – Sartoria Promessa – その誕生は突然の出来事でもあった・・・

2006年、銀座山形屋が間もなく100周年を迎えようというタイミングで、記念企画の新業態を展開できないか?とプロジェクトチームが結成され思案していたところ、同年12月に当時の若手数名から新しい企画レポートが提出された。
その中で細谷のレポートにスポットが当たる事に…銀座山形屋は創業99年を数えるオーダーを主体とした企業、その長い歴史の中には歴代の総理大臣やイギリスの伝説的バンドのメンバーからのオーダーリストもあった。
銀座山形屋の認知度は当時50代から上の年代に圧倒的に強いモノであった。

しかし細谷のレポートには『若年層向けに高感度トレンドゾーンを意識した都市型ブランド』が立案されていた。
従来とは真逆の方向での企画立案…百貨店やセレクトショップでご購入されている方々に提案できる商品が自分たちにも作れるはず…高感度なクラシックスーツをオーダーで作り上げる…『軽く・丸く・柔らかいスーツ』クラシコイタリアをハウスモデルとする新ブランド…それが【Sartoria Promessa】の誕生するきっかけとなった。

サルトリアはイタリア語で『仕立て屋』、プロメッサは『誓い・約束』を意味する。お客様に『心地良さ』や『本物感』を伝え届ける事を約束したいとの想いからブランド名を【Sartoria Promessa ~サルトリア プロメッサ~】とした。

『出来たらいいなっていう気持ちは勿論あったんですけど、正直言って、出来るか出来ないか?何とも言えないところだったんです。毎日、早くしなきゃ間に合わなくなるって焦ってました…でも正しく進んでるのか?本当に合っているのか?初めての事ばかりで…そんな時に、当時の社長に成功するか?失敗するか?はやってみなければ分からない事なんだから、思い切ってやってみろ!って言われて…心配するな!もし失敗してもクビにはしないから…って笑いながら冗談ぽく言ってもらえたんですよ…それで気持ちが吹っ切れたんですよね…もう感謝しかないですね』と細谷は話す。

2007年早々、新ブランド立ち上げの為に企画セクションで、細谷を含めた6名で準備に入る。新ブランドスタートは2007年4月と決まっていた。通常のアパレル企業でブランドを立ち上げる場合、短くても半年、長ければ1年近い期間をかけて作り上げていくもの…それが2~3倍の速さで進んだ。想像も出来ないような早さでブランドをスタートさせなくてはいけない中、6名それぞれがその分野で準備をして最終ジャッジを細谷が【決めていく】事になった。『とにかく時間がない…途中で立ち止まる様な事があったら間に合わない…毎日、朝から夜まで必死だったのだけは覚えていますね…毎日の様に色々な方からに早くしろ!間に合わなくなる!と怒られましたけどね…』と当時を振り返る。
商品企画・広報活動・販売促進・商品仕入・店舗企画・縫製工場との折衝…全てが同時進行であったがやりきった。
『たくさんの人達に助けて頂きましたよ…取引先や代理店、縫製担当窓口とのアポイントや材料集めの段取り等々、本当にたくさんの人達に支えられました…6人だったから何とかなったんだと思っています。感謝してもしきれないくらい…私以外の5人は【一人一芸】を持ったスペシャリストだったんです。
だから3ヶ月ちょっとで何とか形にできた。出店場所が早々に見つかったのもラッキーでした。そうじゃなきゃあの期間では無理だったと思うんです。たくさんの人達に支えられながら、でも最後は自分で決めなきゃいけない…その覚悟は出来てたかな?…あんまり思い出したくないな…』と苦笑い。

ハウスモデル【ナポリクラシック】誕生

当時、世間ではクラシコイタリアブーム…『軽く・丸く・柔らかいスーツ』が主流になっていた。細谷が思うスーツは既に百貨店やセレクトショップにはあった。【イタリアンクラシコならば、やはり象徴的な南イタリアのナポリ服】でハウスモデルはデビューしたいと考えていたと言う。新しいモデルパターンの開発…それには目で見て分かるイメージが必要。全体の雰囲気やコンセプト表現の為に、たくさんの資料を集める。雑誌の切り抜きに始まり、スーツ各部のパーツ写真、各部位の説明資料、社内でも無類のスーツ好きで知られる細谷はナポリスーツを象徴する某ブランドのスーツまで用意した。たくさんの資料を手にパタンナーの元へ向かい、入念な打合せ、拘りたい事、このスーツで伝えたい事、細かい仕様や規格の意志を、思い切りパタンナーへぶつける。

そして出来あがった最初のパターン…それを基に、縫いあがったサンプル…情熱と意志は見事にそのパターンに盛り込まれていた。修正ナシの一発OK !こうして記念すべき【Sartoria Promessa】のハウスモデル【ナポリクラシック】は産まれた。その後、現在までに、ナポリクラシックの派生モデル【コアナポリ】、イタリアから見たイギリス服【ネオブリティッシュ】、イタリア中部の芸術を象徴する【フィレンツェカット】、北イタリアの国際都市をイメージする【モダンミラノ】と5つのモデルを展開するに至る。『最初のサンプルでうまくいかなかったら、完全に間に合わなかった…ヒヤヒヤしましたが、思った通りに出来てホッとしたのを覚えています。今後はもう少し増やせたらいいかな』と語る…次は一体どんなモノが出来るのか…

2007年4月 – Sartoria Promessa Ginza – オープン!

2007年1月から準備を始め、4月7日午前11:00、ついに – Sartoria Promessa Ginza – が銀座6丁目のラペビル1Fでオープン

関係者を含めたくさんの方々で店舗は溢れた。午前中はスタッフ総出でお祝いに駆けつけてくれた関係者の応対に追われた。そして午後1時に記念すべき第一号の新規お客様がスーツをオーダーして頂ける事に…『当時、スーツ業界で店頭に立って15年近い時間が経過していましたが、あの感触は一生忘れられないですね…そのお客様とは今もお付き合いが続いています。 本当にうれしい事ですね。』と笑顔で語ってくれた。順調にスタートしたかに思えた【Sartoria Promessa Ginza】。
しかし、産まれたばかりのブランドに長く続く【信用・信頼】はまだなかった。オープンまでに費やしてきた時間、スーツが好きだという情熱…今まで営業成績を出し続けてきたスタッフ達が、大きな壁にぶつかる。
毎日毎日お客様を応対しても、誰もオーダーをしてくれない…暗いトンネルに閉じ込められたような、そんな日が続く。そして気づく…『銀座山形屋』の看板がどれだけの信用があるモノなのかを…『看板の信頼がないとお客様は安心して買えないんだ』と…しかし、あと戻りはできない。悩み考えた結果『買うか、買わないかはお客様が決める事、自分たちは出来る事を精一杯にやるしかない…諦めたら終わってしまう、名も知らないブランドで今日までオーダー頂いたお客様、応援してくれた人達を裏切れない、絶対諦めない』そう決める店舗スタッフ。
そんな思いで日々お客様を応対し続け、そして銀座山形屋として初の試みである【メンズファッション雑誌】への掲載がスタート。
『精一杯やる、絶対諦めない』その思いだけで店頭に立ち続けると、雑誌掲載の日から少しずつ変化が…『雑誌を見たんですが、スーツのオーダーお願いします』というお客様が増え始めた。その時『雑誌に載るってすごい事なんだな…やっぱり人って信用できるところで頼みたいんだ』と感じ、お客様の信用に全力で応えようと、全員でありったけの思いで応対したという。それと同時に『雑誌の力を借りた、この信用は長くは続かない』とも感じ『長く信頼してもらう為に、正直にまっすぐに自分たちの出来る事を精一杯やり続けて、看板に頼らない信頼を作って行くしかない…』と心に決める。

今でも細谷は、折に触れ必ずこう話す『今日の信用は昨日までの活動で決まっている。今日、信用してもらえないのは、昨日までに何かが足りなかったから…今日の活動は未来の信用の為に…』と…お客様は今日『見てみたい』と思って来店されたかもしれない。それを疎かにしたら未来は無い。
昨日『見てみたい』と来店されたお客様が今日『オーダーしたい』と再来店してくれるかもしれない。きれい事に聞こえるかもしれないが、信用の浅い自分たちのブランドはその活動を続ける以外に未来は開けないと…。
お客様が『ココいいな!』と思って安心してオーダー頂ける様に出来る事は徹底的にやる。拘って拘って、事前のリサーチや情報収集も徹底的に…

2010年8月 – Saroria Promessa Marunouchi – へ移転、ブランド展開店舗拡大

2007年4月のオープンから3年4ヶ月の時間が経ち、2010年8月に現在の丸の内店へ移転。それとほぼ時を同じくして、銀座山形屋の既存店舗へオーダーブランドとして【Sartoria Promessa】が導入されていく。このタイミングで【Sartoria Promessa】はブランドとして【営業】【商品企画・仕入】【プロモーション】と役割を分ける事になる…細谷はこの時期が一番怖かったと話す。『ブランドの間口が広がる事はとても嬉しかったのですが、携わる人が多くなり分業化されていく中で、サルトリアプロメッサの濃度(濃さ)が薄くなってしまう事が一番怖かったんです。
人の手に委ねていく事で新しい発想や発見がある反面、自分たちが大切に積み上げてきたモノが壊れてしまうんじゃないかと、それが心配で…だから意思疎通の為にも、採寸研修や説明会を続けるんです』と…。ブランドに携わるスタッフは皆、前向きに取り組んでいる。
そんな中、数名のスタッフから『サルトリアプロメッサって今までと何が違うんですか?とお客様から聞かれる事があって…でも、うまく説明できないんです』と問いかけがあり、チームとして活動する為には、分かり易い事は無いか?…『共通の標語(ステートメント)』があれば…誰もが一言で語れる、行動や活動の指針になる様なステートメントは無いか?そう考えた。
そうして生まれたのがサルトリアプロメッサのステートメント『あなたを包む価値ある一着』。
当初は『あなたの為の価値ある一着』をステートメントにしようと考えたが、クラシコイタリアスタイルをハウスモデルにしたように、ブランド名にイタリア語を選んだように、『イタリアへの想い』を言葉へと考え巡らせ、辿り着いたのが『あなたを包む価値ある一着』。
お客様一人ひとりのそれぞれの価値に見合った『軽く・丸く・柔らかく身体と思いを包む一着』それが全てとブランドに携わる全員が力強く語る。

- Sartoria Promessa – がお届けしたい『あなたを包む価値ある一着』・・・

それはスーツを着る場面で貴方が最も輝く事をサポートする事。着る人にとって必要な要素を踏まえたモノ。人によっては機能であったり、着心地であったり、サイジングやシルエットと求められる事が異なる為、それぞれに必要とされる事に対して、どれだけパフォーマンスの高い表現をしながら綺麗に着用できる服であるか? 羽衣の様にあなたを包み、優しく寄り添う一着…。
サルトリアプロメッサのオーダースーツはそんな想いを込めた『あなたを包む価値ある一着』。

これからの – Sartoria Promessa -

サルトリアプロメッサの『情熱』と『想い』は未来に広がっている。

今後、サルトリアプロメッサはどうしていきたいですか?と問いかけると『今後、サルトリアプロメッサがオーダーブランドとして拡大していく中で、まっすぐで正直に商品の開発と販売をどれだけの人数で、濃度をキープしながら続けていけるか?だと思っています』と答えてくれた。
『サルトリアプロメッサに携わる人達が、サルトリアの名に恥じないオーダースーツのプロフェッショナルである事、商品の知識は勿論、服の特性や形を正しく理解しているか?コーディネートについても定番的なモノからトレンドまで幅広くバリエーションを持ち合わせているか?ベーシックなサイズ感とトレンドのサイズ感がどう違うのか理解できているか?関連アイテム(バッグやシューズ)に至るまでトータルで定番とトレンドが理解できていて、お客様にまっすぐで正直に提案出来なくてはいけないと考えています。採寸の技術・技量そして知識、また、人をもてなすホスピタリティ(=おもてなしの気持ち・感謝の心)をもって応対する事。当たり前を継続する事。一度でもそれを疎かにするだけでブランドの信用は壊れてしまうから…大切にしなくてはいけない…そんな想いと技術を持ったプロ集団でありたいと思っています』と話してくれた。

2007年に産声を上げ8年目に突入する – Saroria Promessa -
『その濃度をキープし続けていく事が、約束であり、使命であり・・・ずっと続けていかなくてはいけない、諦めてはいけない事だと思っています』と語る。

- Sartoria Promessa – はチームとして、現在16名のスタッフが携わるブランド。
その一人ひとりが『仕立て屋の約束』を守り続けたい・・・そう考えています。

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